今日は小学1年生から2年生の頃までのことを書こうかと思います。
なんとか小学校に上がることができ、ようやく給食という昼ご飯を食べられるようになったのですが
相変わらず学校は休みがちでした。
原因はやはり体調不良に着ていく服がない問題、そして髪などの問題です。
体調不良は前回書いた通りで、服も幼稚園時代から改善することはなくそのまま。
更にこれに教材などの問題も加わり、大変なことが増えました(授業に必要なものがない、など)
また母がパチンコ屋へ私を連れていくために休ませられる、ということもありました。
(当時はそれが当たり前だったので別に不思議には思いませんでしたが、今考えると本当におかしいですよね…)
そして、いちお幼稚園時代までは髪を切ってもらっていたのですが(たまにですが)
小学校に上がると髪を切ってもらえなくなり、前髪ものびっぱなしでまさにお化けのような状態に。
勿論髪を縛るゴムなどを買ってもらえるわけもなく、いつもボサボサの髪の毛で学校に行ってました。
服も男の子のしかもボロボロなものを着ていて、悪い意味で目立っていたと思います。
先生にはよく注意されましたが、いかんせん自分ではどうしようもできないので子供心にどうすればいいんだろうといつもオロオロとしていた記憶があります。
(母に言っても怒鳴られるか殴られるかだけでしたし)
また学校では何もしゃべらず、いつも下を向いてじっとしていた記憶があります。
(よく先生からは暗いなど言われた記憶があります)
と普段から私の事には全然かまわない母でしたが、授業参観の日などは物凄いおめかしをして来ていました。
そして決まっていつも
「お友達はママの事美人って言ってた?」
と聞くのです。
正直学校を休みがちでそんな話をする友人がいないのですが、そこで「言っていなかった」などというと途端に不機嫌になり怒鳴り散らしてくるので、いつも「言っていた」と嘘をついていました。
正直子供心に面倒くさいな、と思っていました。
またある日日曜参観がありました。
その時は父が参加するはずだったのですがいつまでたっても来ず。
何かあったのかと思い、いつもは行かない(行ったら怒られる)兄のところへ確認しにいくものの知らねーよと怒られ、心配しながら家に帰るとそこには父と母が。
父は連日深夜まで仕事だったのもあり寝坊をしたらしく参加できなかったと謝りました。
そして母は
「だから言ったでしょ?パパを信用しちゃダメなのよ?パパは本当にダメな人なんだから」
と化粧をしながら言いました。
その時、なんで父を起こさなかったんだろう、とか、なら母が来ればよかったんじゃないのか、とか(母はその日は昼間は何の用事もなく家にいました)思いましたが、勿論口には出しませんでした。
出したら確実に怒鳴られ、殴られますから。
この時はっきりと、うちの母親はどこかがおかしい、と感じたのを今でも覚えています。
また小学校に上がると同時に、家の事の手伝いをさせられるようになりました。(主に母が嫌いな料理関係)
母曰く、女の子なんだからやるのは当たり前、とのことでした。(同じく女性である母は何もしていないのに)
包丁や火を使うことも手伝ったので、いつも手は怪我だらけでした。
けど絆創膏を使うと「お前は大げさなんだよ!」と怒鳴られたのでいつも怪我はそのまま。
また怪我をするたびに「お前はどんくさい」「役にたたない」「女の子なのにこんなこともできないの」となじられました。
またきちんとやったらやったで結局ああだこうだと難癖をつけられるので、きちんと褒められたことは一度もありませんでした。
正直手伝うのが嫌で嫌でしょうがなかったですが、やらないと怒鳴られ殴られるのでやるしかなく。
これはこの先ずっと続き、私の年齢が上がるにつれ悪化していきます。
そして、小学校一年生のある日、学校の先生が急逝しました。
その時はまだ死ぬということがよく分からずあまりしっくりとは来なかったのですが、先生はどこか遠くへ行ってしまった、というのはなんとなくわかりました。
そしてその時初めて、死にたい、と思いました。
夜寝ているときにふとそう思ったのです。勿論当時はそう思った理由はわかりませんでした。
ただどこか遠くへ逃げたい、だれか助けてほしい、とそんなことを泣きながら小声で言っていた記憶があります。
死にたい、と言うのは本当に不謹慎だと我ながら思います。
けどそう思ってしまったんですね。
今思うと原因は完全に母なのですが、その当時はそれが分からずにとにかく遠くへ逃げたい、いなくなりたい、消えてしまいたい、そんな気持ちでした。
今になってその時のことを考えると、小学一年生の子供が死にたいと泣くなんて異常だなと思います。
けれど、私の精神はその時既に限界だったのかもしれません。
次回は小学校3年生からの話を書こうかと思います。
書こうと色々思い出せば思い出すほどに気持ちが沈んでいくのを感じます。
けれど最後まで書き切ろうと思います。